遂に本日は、怒涛だった2012年度通期社員総会。
この1年、本当に多くの出来事があり、
大きな難関を乗り越えただけに非常に感慨深い時となりそうです。
今回の社員総会は、1年前に2011年度通期社員総会を開催し、
2012年度の経営方針を伝えた赤坂 ANAインターコンチで初心に戻る意味でも開催。
http://ameblo.jp/realworld/entry-11053659257.html
第3部にドレスアップショーを開催することもあり、衣装に気合の入った社員も多い
今回は本社、札幌に加え、来年の新卒内定者、更にインドネシアスタッフも参加。
1年前にこの場でアジア展開を口にし、
そこから1年後、この場所で彼らを迎えられることが非常に嬉しく、
同時にこの1年の怒涛の日々を思い起こす。
そして社員総会スタート。
これまでは社員総会の度に、その期間の出来事を描いた
過去のリアルワールドムービーを全て流していましたが、前回の社員総会は大きな機転であり、
第0部と題して創業から前回中間期までのリアルワールドの歴史を伝えました。
<前回の社員総会 第0部>
http://ameblo.jp/realworld/entry-11237523399.html
その上で、全ムービーを上映し、「創業期から成長期へ」の切り替わりを宣言したため、
成長期の始まりである前回ムービーのみを流しました。
前回の社員総会ムービーは、コブクロの「DOOR」を主題歌としていたのですが、
ひとりひとりの胸に深く残っているムービーであり、
この半期に乗り越えた数々の難関を思い起こすものでもあったため、全員が深く見入っていました。
<前回の社員総会ムービー(第2部 REALWORLD AWARD)>
http://ameblo.jp/realworld/entry-11238011565.html
そして、そのままオープニングへ。
オープニングの主題歌は湘南乃風「黄金魂」。
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=A02686
今回の社員総会のキャッチは「リアル魂」でこの曲と掛けていました。
2012年はリアルワールドの礎が新たに生まれた時であり、この礎こそがリアル魂。
今回の社員総会告知ポスター
社員総会全体で、このリアル魂を組織中に、充満・爆発させるつもりでこの日を迎えました
↓オープニングムービーのスクリーンショット
第1部の司会は経営本部役員の東本。早速、私のプレゼンテーションへ。
オフィスでも表している通り、ガラス張り経営でこのブログも更新してきましたが、
諸事情により公表内容に制約がつきつつあります。予めご容赦を。
(といいつつ、これを書いたことがガラス張り経営ということで(笑))
本社オフィスの模様
http://company.realworld.jp/tour.html
2012年度は創業以来最大の難所となりましたが、その結果は、
増収増益
4四半期連続成長
過去最高売上更新
過去最高利益更新
とよい形で締めくくることができました。
セグメント別成長率を見ると
2010年度から飛躍的成長を続けるクラウドソーシング事業
成熟市場でありながら引き続き堅調に成長を続ける広告メディア事業
この2セグメントがリアルワールドの成長をより大きなものとしています。
広告メディア事業では、
3月に前期比較で通期6億程度のインパクトが発生した事業があり、
またガラケー事業撤退と、収益ダウンの大きな要素が多い中での事業・収益成長。
成長要因としては、組織への営業文化浸透、
メディアセールス(子会社リアルマーケティング)が立ち上がり、
その上で各メディア事業が成長したことにあります。
続いて、2012年度の経営方針の振り返り、その上での収穫、反省点を報告。
<2012年度の指針>
・2012年中に160名体制に<REAL160>
・新規スケール事業と海外展開
・国内を役員に任せる。(事業:熊坂、人事:中村、財務:東本)
・エンジニア・女性が活躍する組織作り
2012年度経営指針(2011年度通期社員総会にて)
http://ameblo.jp/realworld/entry-11053659257.html
<収穫>
・増収増益、過去最高売上、過去最高利益、4四半期連続成長
→ 大きな危機があり初期予算は中間期で見直さざるを得なかったが、その後は見事達成。
・3年以上掲げ続けていたある事業への収益依存脱出
・理念事業「クラウド」の飛躍的成長
・大きな転機となるスマフォ分野への布石と収益軌道に乗せたこと
・総会員800万人の利益最大化を実現するためのメディアセールス立ち上がり
・アジア展開に向けたシンガポール・インドネシア支社開設
・ミドル層以上のマネジメント数増加
<改善点>
・経営陣から始まるミドル以上のマネジメント機能不足
・組織的、先見性と判断力、実行力の弱さ
・良いプロダクトが生み出される組織的仕組みの弱さ
・退職者増、人材のプールを作れなかった
その上で、リアルワールドの進むべき軸を整理し伝える。
1年前の社員総会でも伝えたリアルワールドの姿をリマインド。
その上で今回はリアルワールドの軸を明確化。それは「事業成長」。
事業成長を通して、働く社員も成長し、それによって人生が豊かに・幸せになる。
社員に限らず、全てのステークホルダーに事業成長を通して還元していく。
良い組織とは成果が生まれ続ける組織であり、
団結力や良い雰囲気は大切ですが、全ては成果を出すための一要因に過ぎない。
この一要因が目的化し、守ろうとしても事業成長の中での収益基盤が崩れれば何も守れない。
事業成長のために人材採用し、事業成長のために組織を作り、事業成長のために人材育成する。
その上で、評価されるリアルワールド人材について、前回の社員総会の内容をリマインド。
今後は、よりこの内容を放置することなく、徹底して求めて行きます。
今回は2013年度内定者もいたためリアルワールド行動理念を説明。
これらを軸として、2013年、リアルワールドの目指すところ。
これまで「国内ネットポイントサービスNo.1」を唄ってきましたが、
この2013年度を機転として
「クラウドソーシング・アジアNo.1」を目指していきます。
2013年度は、クラウドソーシング分野において4つのNo1を取りに行く。
1.実態収益
2.報酬提供総額
3.プロダクトクォリティ
4.認知度・ブランディング
このために資金・人材・会員etc、経営リソースを徹底投資する。
2013年度のインドネシア展開においては、
マネタイズ実績とアクティブ会員の囲い込みにフォーカス。
一定額を継続投資、中長期で勝ちに行く、他、事業展開の2軸を説明。
広告メディア事業においては、国内No1であり続けることをベースに、
・継続した事業成長と利益の大化を推進
・スマートフォン市場に、より重心をかけマーケットシェアを拡大
・ニッチで深掘りしたコンテンツメディアに進化させる(バーティカル化)
・コンテンツ・プロダクト強化によるアクティブUU増
現在、1ユーザあたりの収益性は最大値に近づきつつも、
プロダクトを強化することによるUU増については、
スマフォマーケットを見ても伸び代が大きいため
UU激増とそのためのプロダクト作りを強化する。
これらを推し進めるために、2013年度スローガンとして掲げたのが、
「そこ!ピボット!!」
この日のために実はピボットシールを制作、手に持っていたのですが、
大好評のようで当日中に全てなくなったため、近日中に大量生産します
「ピボット」自体の言葉についてはこのあたりを参照いただくと良いと思います。
http://agora-web.jp/archives/1440193.html
「ピボット」をキャッチコピーとした真意は、これから大きく成長していくために、
今の延長線上ではなく、 ひとりひとりが現在の概念をぬぐい捨て、
自分自身や業務に対してピボットしよう!ということ。
同時に、リアルワールドとしても次の6つのピボットを宣言。
1.リアルワールドのあり方
2.組織活性化(コミュニティ支援)
3.組織マネジメント
4.事業戦略
5.労働集約業務
6.プロダクト
初めに、リアルワールドのあり方にピボット!
先程の「事業成長」を軸としつつも、そこで働く人がより業務に集中し成果を上げ、
成長していくことで本人の人生も満たされていく。
そのために本人の愛社精神のみでなく、その家族の愛社精神も高めて行きたい。
現在、リアルワールドでは既婚者や子持ちが増えている中で、
家族の応援、理解と支援があるか否かは、社員のパフォーマンスに大きな影響を与える。
「WE LOVE PROJECT」と題して、
いくつかの福利厚生を強化することとしました。
こちらの内容については、後日別途、ブログで書かせていただきます。
次に、組織活性化のにピボット!
社員が主体的に業務関連者以外ともコミュニケーションを採る支援制度。
題して「リア充支援」。
今後組織拡大していく中で、社員同士の連帯感は組織の団結力に大きな影響を及ぼす。
人と人の繋がりが縦のみでなく、横・斜めと、
自らの強みや興味関心で立体的に繋がっていくことが、より強い組織を生み出す土壌にもなる。
そこで「リアサー!」と「リアル飲み!」の2制度を新設。
こちらについても詳細を「WE LOVE PROJECT」とあわせて後日掲載します。
続いて、組織マネジメントにピボット!
こちらは「REALWORLD DYNAMISM」と題して、
ミドル以上のマネジメント層を、より堅固なものとすべく、流動性を持たせていく仕組み。
こちらについても後日別途詳細を掲載します。ちなみに久々に自らロゴを作りました
次に、事業戦略にピボット!
こちらはもともと進めている、月1回の全社事業戦略ミーティングの実施、
四半期毎の経営合宿をしっかりと運営していくことに加え、
事業リーダーを集めた、REALWORLD GACHINKO GROUP SUMMIT自体をピボットします。
題して、「GACHINKO 1000本ノック!」
こちらについても後日詳細を掲載しますが、これによってプロデューサや事業責任者を育成し、
事業構想をより深いものとし、数字作りから事業作りに脱皮していきます。
そして、労働集約業務にピボット!
一言でいうと、仕組化できる労働集約業務を始めナレッジマネジメントに積極投資、
これにより創造的業務に充てる時間を増やし、ひとりあたりの生産性高める。
題して「リアスマ!」
特殊部隊GとインフラGを合わせたプロダクトマネジメント局を新設し、
ナレッジマネジメント開発部隊専属のエンジニアを採用していきます。
最後に、プロダクトにピボット!
これまでリアルワールドでは、業績数字や事業KPIに注視するあまり、
それを生み出すプロダクト自体の深掘りが甘く、運用力で数字を積み上げてきました。
しかし今後、更なる成長を実現していくためには、
モノ(プロダクト)という資産を生み出す感覚で、
良いモノづくりを追求することが重要。
そのために良いモノづくりに特化する役割を新設し、
またその役割が自己満足になることなく、期限ありきで最高のモノづくりを行える状態とすること。
それらを実現するためにも、上記のガチンコサミットでの、
プロデューサー、事業責任者をしっかりと育成していくこと。
語ることで、それらを実現させる人が集まり、
モノを見て更にそれらをスケールさせようとする人が集まる。
数字のみでなく、モノでも語って行く。2013年度でピボットして行きたい。
続いて、昇格人事の発表!
先日行われたマネージャ昇格試験
http://ameblo.jp/realworld/entry-11381239842.html
サブマネージャーに西條
プロフェッショナルに井上
マネージャーに金光
この3名を新たに任命しました。
サブマネージャに昇格した特殊部隊で活躍中の西條。
彼によりデザイナー全体の育成とボトムアップが図れつつあり、
今後は、プロダクトピボットの中心として
生み出されるプロダクトクォリティを飛躍的に向上してもらいたい。
プロフェッショナルに昇格した管理部門の井上。
2012年度は彼によって経営基盤が堅固なものとなったといっても過言ではない。
最年少で公認会計士と取得しながらも、企業成長に対し自らの思いを重ね、
泥臭いところまで入り込み大きく貢献してくれています。
彼もまた2012年度、メディア事業部の成長に大きく貢献した一人。
強い情熱とコーチング力で、チームの推進力を強め、
周囲を巻き込み大きな成果を生み出しました。
3名共に、実態としてリアルワールドの柱となり、実態に伴いこの役割を任せることとなりました。
ここから成長し続ける組織を共に創り上げて行くこと、心から楽しみにしています。
まだまだ実態としてミドルを任せるに相応しい人材が育ってきていることも嬉しい。
今回、昇格できなかったり、組織変更上、役を降りてもらった人も、次回の挑戦を楽しみにしています。
2013年度は各役員、次のミッションを持って進めて行きます。
クラウドソーシング・海外事業は、経験値や経営リソースを最優先させるため私。
スマートフォン・コンテンツ課金は、フォーカスし機動力を高めるため熊坂。
ソーシャルメディア事業部は、組織を強化し自走してもらうために中村。
これらは先日の経営合宿で、中村・東本から提案があり決めたこと。
http://ameblo.jp/realworld/entry-11367230667.html
また、昨年は各役員の強みを生かすべく、事業・人事・財務等、強みに特化してもらいましたが、
先日のブログの通り、それぞれに全体感で成長、役割を遂行してもらうこととしました。
http://ameblo.jp/realworld/entry-11381074604.html
続いて、インドネシアメンバーの紹介。
スクリーンにはインドネシアのアフマドが作ってくれた、
インドネシアオフィスやメンバーを紹介したムービーが流れています。
皆、非常に優秀であり素直、且つ良い経験を積んでいるメンバーで、
今後のインドネシア国内での事業展開に胸高鳴ります。
最後に今期の達成旅行告知。今期予算達成すると、
本社・仙台・札幌・ジャカルタ・シンガポールメンバー一同、バリに集合!
こうして第1部社員総会が終了。盛りだくさんの内容で時間が押してしまいました
2013年度は、この2012年度分、大暴れします